解説・評論

【JRSレポート No.5】新型コロナウィルス感染者、死亡者に関する現状分析 先進15ヶ国比較を中心に(2)

4月12日のJRSレポートにおいて、新型コロナウィルスの感染状況の国際比較(先進国15ヶ国)を行いました。2 週間後(4月25日現在)のデータで改めて数値を算出しましたが、各国の数字は増加しているものの、全体としての傾向に変化はなく、欧米諸国に対して日本の感染状況が桁違いに低いという結果は変わっていません。以下のPDFファイルよりご覧ください。

<サマリー>

  • 感染者数は、米国が引き続きトップで、韓国が最も少なく、次いで日本が少ない。
  • 人口千人当たりの感染者数は、スペインが最も多く、日本が最も少ない。
  • 死亡者数では、米国が最も多く、韓国が最少、日本は韓国に次いで二番目に少ない。
  • 人口 10 万人当たりの死亡者数では、ベルギーが最も多く、日本が最も少ない。
  • 日本の感染者数、死亡者は欧米諸国と比して著しく少なく、韓国と並んで際立った特徴となっている。
  • 韓国と台湾は、数値の動向から新型コロナ禍は収束の方向にあるとみられる。
  • 日本の防止対策は、要請、自粛レベルのものが中心であるが、現状に見合った政策であるように思われる。

JRSレポート国際比較2 20200427 (PDF)

JRSレポート用コロナ感染統計20200425 (PDF)

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