解説・評論

【JRSレポート No.3】中世ヨーロッパを襲った黒死病(ペスト)

1347 年にヨーロッパに上陸した黒死病(ペスト)は 1370 年頃、一応の終息をむかえるまでに当時の人口の約半数おおよそ 7,000 万人の犠牲者を出しました。 現在の新型コロナウィルス禍について、中世ヨーロッパで蔓延して人々を恐怖のどん底に陥れた黒死病(ペスト)が今の欧米人のトラウマになっているのではないかと思われます。 いろいろな図書をあたってみましたので、その中から印象的なことを抜き書きしてみました。

レポートの最後に記載した「黒死病がもたらしたもの」がとても不気味ですが、大きな歴史的なものの見方として、このような見解がありうるのでしょう。また、貿易、旅行、通信手段の発達が元来風 土病だったペストを未知の国々にもたらし、文明の進化が逆に人類に災いしているという示唆は、新型コロナについても当てはまりそうです。

JRSレポート 黒死病 20200421 (PDF)

関連記事

ページ上部へ戻る