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今年も、高速道路サービスエリアの SS に「災害時対応研修」を実施

大地震、台風、集中豪雨等の大災害時に、地域の ガソリンスタンド(以下、SS)がどのような 行動を取るべきかについて、災害時対応研修会(全国 石油商業組合連合会主催、資源エネルギー庁補助金事 業)が今年も実施され、当社は全国 47 都道府県の中核 SS への研修に加え、高速道路3社(東日本、中日本、 西日本)のサービスエリア上の SS についても、研修 を担当しています。
高速道路会社については、現在鋭意研修を実施中で す。実施個所は、札幌、仙台、大宮、東京、名古屋、金沢、 大阪、岡山、広島、福岡の 10 か所で、本年 12 月末ま でにすべて終了する予定です。
大災害時、特に冬季においては、被災者の最も 欲しい3大物資は、1灯油、2ガソリン、3食料と なっており、地域の SS が果たす役割には大きな ものがあります。
この期待に応えるべく、SS は日頃から、SS の リスクの状態を評価し、損害の低減について対策を 取るとともに、燃料の確保、従業員の安全確保、避 難方法、連絡・通信手段等について十分な検討を加え、 いつでも実行できる状態にしておく必要があります。
災害時対応研修はこうした SS の自主的な努力を 応援するものです。

●平成 29 年度 研修の内容●

  1. 地域災害への貢献事例(岩手県水害)
  2. 「南海トラフ地震」と「首都直下型地震」がもたらす SS(業界)への多様な影響
  3. 資源エネルギー庁「災害対応ガイドライン」に基づく中核 SS 等の報告義務(平成 29 年 7 月改定による)
  4. 災害時の店頭混乱回避シミュレーション訓練

【講師陣】 〈主席コンサルタント〉佐藤哲治、〈コンサルタント〉篠崎暁、林康郎、竹下哲夫

佐藤講師による災害時対応研修 (11 月 21 日の大阪会場の模様)

今年7月の九州北部豪雨による SS の被害

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